初級編−株の売買益に税金はかかるの?
株を売却し、利益(キャピタルゲイン)が出た場合、その利益に対して、
税金がかかります。現在は優遇されていて、2008年1月1日までは、
利益に対しての税率は10%となります。
※2008年以降は、20%となる予定ですが、10%の延長の可能性があります。
また、税金を収めるのには「確定申告」が必要となってきますが、
確定申告なんて面倒という方の為に、「特定口座」というものがあります。
これは証券会社が個人投資家に代わって、売却益にかかる税金を
計算&納税してくれる便利な制度です。
特定口座には、「特定口座源泉徴収なし」と、「特定口座源泉徴収あり」
が存在します。
「特定口座源泉徴収なし」の場合、
面倒くさい、1年間の株の売買益を証券会社が計算し、「年間取引報告書」
というものを発行してくれます。
後はこれを添付して確定申告するだけです。
「特定口座源泉徴収あり」の場合、
利益が出た取引毎に、証券会社が税金分徴収し、個人投資家に代わって
納税してくれるものです。損益が出た場合、払い過ぎた税金が還付されます。
色々と複雑な税制ですが、特定口座を利用しない「一般口座」もあり、
それぞれに見合ったものを選択して下さい。
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